「アウティング」というパワハラを知る(ニュースレター2021年1月号)

1月度、本年最初のニュースレターになります。

今月号は、「アウティング」という新たなパワハラの一つについての特集をしています。
アウティングとは、「好きになる相手の性別(性的指向)」や、自分の認識する性別(性自認)を本人の了解なく第三者に暴露すること」を指します。
このアウティングという新たなハラスメントについて、悲しい事件がありました。概要としては、ゲイであることを同級生に暴露(アウティング)された大学生が、そのことに対するショックから心身に変調をきたし大学の建物から転落死したという事件です(一橋大学アウティング事件)。事件後、遺族が大学側に損害賠償などを求め訴訟を起こし裁判は控訴審まで進みましたが、結果は一審・二審とも遺族側の請求が棄却されました。しかしながら、判決理由の中でアウティングについて触れ、「人格権ないしプライバシー権などを著しく侵害するものであり、許されない行為であることは明らか」とされ、アウティングの違法性について日本で初めて法的見解が述べられました。
近年は労務管理上、従来のセクシャルハラスメント(セクハラ)、パワーハラスメント(パワハラ)に加え、マタニティーハラスメント(マタハラ)、パタニティーハラスメント(パタハラ)、モラルハラスメント(モラハラ)等様々なハラスメントの防止に留意することが企業経営上の重要課題の一つとなってきています。

こちらの特集の他、顧問先の皆様には完全版でお届けをさせていただいております。

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