人事労務分野の「ペーパーレス化」の現在(社会保険労務士法人SOUMUニュースレター2022年3月号)

2022年3月度のニュースレターになります。

今月号は、人事労務分野の「ペーパーレス化」の現在についての特集をしています。2019年4月より順次施行された、働き方改革関連法の流れを汲み労働時間のスリム化が社会的な要請となりました。加えて、ここ2年間のコロナウィルス対策の一つとして、事業活動のDX化(デジタルトランスフォーメーション)が少しずつではありますが一部中小企業にも浸透しつつあります。労働時間の効率化と事業活動のDX化は密接な関係でもあり、今回取り上げる人事労務分野のペーパーレス化もその一つとして挙げられます。ペーパーレス化としてまず思い浮かべるのことができるのは、業務関連書類のファイル化ではないでしょうか?こちらに関しては、スキャナー・複合機などハードウェアの低価格化、PDFを中心としたファイル管理ソフトウェアの普及により多くの企業で導入が進んでいると思われます。人事労務分野に限ってみてみると、労働基準法や雇用保険法、労災保険法、社会保険関連の各法において書類の作成・交付義務及び一定期間の保存義務が定められています。これらの書類に関しては、従前どおり書類での保存義務が課せられていますが、ペーパーレス化の流れを受け一部電子データでの取り扱いが可能となっています。

こちらの特集の他、顧問先の皆様には完全版でお届けをさせていただいております。

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